今回は、GUI用のテキスト処理モジュールを作っていきます。
コンソール用のテキスト処理モジュールをGUI用にしたものになります。
GUIは前回と同様Tkinterを使用します。
では早速、作成していきます。
プロジェクト
前回の「Python | 1. 汎用プログラム」で作成した「CodeAnalyzer」というプロジェクト内で作業します。
モジュールの追加は、その中の「pgming-package」になります。
ソースコード
下の画像のように追加してください。
以下がソースです。
ちなみに、今回のソースは拡張子が.pywになっています。
これはコンソールを表示しないという設定となっているので、GUIだけが表示されることになります。
しかしながら、VSCodeのターミナルではprint表示ができるのでデバッグ時は問題はありません。
.pywのダウンロードはセキュリティ的にアウトなのでコピーでお願いします。
基本的には、「Python | 3. コンソール用テキスト処理モジュール」と同じ構成ですが、
返り値にエラーテキストが追加されています。
GUIで表示するためのもので、プログレスモジュール内のラベルで表示しています。
また、これまでのモジュールをインポートしているので、
プログレスレシーバーを用いてテキスト処理テストができています。
あと、インポートするものにcharcode.pyもありますので忘れずに。
テスト媒体は前々回の記事「Python | 3. コンソール用テキスト処理モジュール」と同様、test_text.cppを用いています。
これはDirectX12の初期化コードで上記の記事にある読み込み方法と同じように読み込んでいます。
デバッグ実行
では、実行してみましょう!
module_gui_text.pywが画面上に出ていることを確認して、「F5」キーを押します。
すると以下のようにテスト媒体となる「test_text.cpp」がエクスプローラー経由で表示されることと思いますが、これを読み込みますよという感じなので閉じて構いません。
それからヘビのアスキーアートが載っているGUIが表示されますので「開始」ボタンを押せば処理が開始します。
必要なものを取り出してテスト実行していることが確認できると思います。
以下の3つをファイル内から検索して取り出し、そこから文字列加工してprintで表示しています。
- コメント行
- return
- FAILED
エラーなく出来たら成功です。
また、終了日時と動作時間も見れるようにしています。
お疲れさまでした。